アイドルの歴史は青春の歴史

僕は普段,運転中はたいていFMを聴いている。
チューニングは基本的にいつもCROSS。
洋楽と邦楽,新譜と旧譜のほどよくバランスの取れた選曲が気に入っている。


今日,僕の心をグッとつかんで離さない選曲が2曲あった。


1曲目。
Dragon Ash『EL ALMA』。 (参考:YouTube
イントロの哀愁漂うフラメンコギターに武田真治のサックスとくれば,自然と腰が動き出す・・・。
そう,これは僕が愛してやまないNHKサラリーマンNEO」の名物コント,「セクスィー部長」のテーマだ。
この曲がラジオで流れているのは初めて聴いた。
素晴らしい選曲センスだ。


みなさんも,ビジネスと色恋は一緒になさらぬよう!
そうそう,4月から「サラリーマンNEO」シーズン5が始まるぞ!見るべし!!
ていうか今度は木曜の夜!? 忘れそう・・・。


続いて2曲目。
夜,スーパーで買い物を終えて車に乗り,エンジンをかけた瞬間に聞き覚えのあるイントロが流れてきた。
この軽快なメロディーは,もしや・・・!


広末涼子MajiでKoiする5秒前』。 (参考:YouTube
うお〜,懐かし〜!!


実はこの曲,作詞作曲が竹内まりや
作曲は納得だけど,作詞もやってるんだよね。あの年で(失礼)こんな詞が書けるのはすごい。
ていうか,この曲は広末涼子が歌うから許されるのだ。
「♪ずっと前から〜彼のこと〜好きだった〜誰よりも〜」とかさ,そんな歯の浮くような歌詞なのに彼女が歌うと嫌味がない。
聴いてるこっちが恥かしくなるような歌なのに,その明るい歌声には一点の曇りもない。


この曲がリリースされたのは僕が大学生になりたての頃。
当時はカラオケの定番のような曲だった。
ところがね〜,歌う人を選ぶんだ,この曲。
「いやいやいや,それはちょっとどうかな・・・」みたいなツッコミを入れたくなるような人が・・・いや,誰とは言わないが・・・時々いるんだよ!
お前に言われたくない,という声が聞こえてきそうなので,このへんでやめておきます。


そういえば1週間くらい前,この曲を川島海荷がカバーするというニュースが出ていた。
うーん,大丈夫だろうか・・・。
いや,彼女はかわいいと思うよ。人気があるのも知ってるよ。
だけど少し前,偶然目にした音楽番組で彼女が何かのユニットで歌ってるのを聴いて,テレビの前でズッコケた記憶がある。
女優一本で売ればいいのに。


話は戻るが,僕はちょうどヒロスエ世代どまん中。
高校時代は,クラスの半分くらいの男子が広末ファンだったような気もする。
それくらい人気があった。
※ただし女子からはあまり支持されてなかったような。(わかる気がする・・・)


しかしそんな中,僕は広末涼子には目もくれず,もっぱら推していたのが榎本加奈子
仲の良かった友人と,彼女の出ていた番組をネタに散々盛り上がっていた。
当時,火災予防運動のポスターに彼女が起用されており,どうやったらそのポスターが手に入るかということを真剣に話し合っていたもんだ。(夜中に消防車庫に侵入しようかとか)
高3の冬,河合塾でセンタープレを受けた帰りになぜか城へ行き,城内の公園のベンチに座って友人が買ってきた彼女の写真集を一緒に眺めた思い出は青春の1ページである。


そんな榎本加奈子も現在では,略奪愛の末に大魔神佐々木氏の奥さんになっている。
しかも,「Kanakoのスープカレー屋さん」という店を経営しているという情報をさっき知った。
残念ながら札幌・函館・仙台にしか出店していない。
ちなみに「Kanakoのスープカレー屋さん」のサイトに載っている彼女のイラストは非常によく似ていてかわいい。


最後に総括。
榎本加奈子はかわいかった。今でも多分かわいい奥さんになっていると思う。
そして広末涼子。今あらためて思うが,やっぱり彼女もかわいかった。当時なんで気づかなかったんだろう。