HMVよ,おまえもか・・・

ひょんなことから,左の二の腕が肉離れになってしまった。
うかつに腕を上げると激痛が走る。困ったもんだ。


さて,日頃から教壇では「ニュースを見ろ」が口癖の僕だが,当然自分自身も毎日ニュースチェックは欠かさない。
今日,僕のアンテナに引っかかったのはこのニュース。

HMV、「TSUTAYA」のCCCが買収へ 音楽小売り再編加速ITmedia Newsより引用)

 「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は3月25日、CD/DVD販売店を運営するHMVジャパンから事業を取得することで基本合意したと発表した。6月末に最終契約を結ぶ方向で協議する。「HMV」ブランドは存続する予定。

 CCCはHMVのEC事業を評価し、HMVサイトのリコメンドサービスや顧客基盤などにCCCの会員基盤を組み合わせ、エンターテイメント分野のEC売り上げを約200億円上積みし、EC市場で一定のシェア確保を狙うとしている。

(中略)

 HMVと同様に人気の外資系レコード販売店だったタワーレコードは今月、セブン&アイ・ホールディングスが資本参加し、持分法適用関連会社化すると発表。ヴァージン・メガストアーズ・ジャパンはCCCが2005年に買収。CD/DVD販売不況の影響から、流通大手を軸に音楽小売りの再編が加速している。

(後略)


外資系レコード販売店」という言葉は久しぶりに聞いた。
洋楽少年だった高校時代,「HMV」「タワーレコード」「ヴァージンメガストア」といった外資系CDショップは憧れの存在だった。
地元にタワレコができた時には都会の仲間入りをしたような気がしたし,東京に進学して渋谷に初めて行ったとき真っ先に向かったのがタワレコHMVだった。
今でも年に何度か東京に行くが,渋谷に行くとたいていHMVに立ち寄るのは昔の習慣である。


しかし,そんな「都会の象徴」だった外資系レコード販売店といえども昨今のCD不況には手の打ちようがないのだろう。
通販はともかく,リアル店舗での売り上げは相当厳しい。
これも時代の流れ,やむを得ないとこか。


僕が上記のニュースを取り上げたのには伏線がある。
昨日僕は,あるCDを買いに郊外のCDショップに出かけた。
その店は,郊外としてはそこそこの規模。
行くのは1年ぶりくらいだっただろうか。
ところが入ってみてビックリした。以前より,CDを置いてある売り場が大幅に減っているのだ。
代わりに面積が増えていたのがゲーム売り場。
あまりにCD売り場が縮小されていたので戸惑ってしまい,必要以上に売り場をウロウロさまよってしまった。


案の定,お目当てのCDは置いておらず注文する羽目に。
CD屋で注文すると,入荷したらわざわざ取りに来ないといけないのが面倒くさい。
そりゃあみんなamazonとかの通販で買うよな。僕も時々利用するけど本当に便利だ。


ところで,CD注文票を書いていると,目の前に「スガシカオ9thアルバム予約開始!」の文字が目に入ってしまい,ついうっかり予約してしまった(笑)。
最近めっきりCDを買わなくなった僕だけど,スガさんのアルバムだけは毎回必ず発売日にゲットしている。
なんて従順な信者なんだろ。