レジスター 〜支払いの流儀〜

3月22日の記事で「500円玉でお釣りをもらおうとする」こだわりについて書いた。
今日はもう1つの僕の流儀を紹介したい。
(※わかりにくいと思うが,タイトルはNHKのあの番組に引っ掛けたつもり)


それは「財布の中の小銭をできるだけ少なくする」ことだ。
お釣りとして受け取る硬貨の数が500円玉を除いて最少になるよう,瞬時に計算して支払う。
これをやると,財布の小銭入れがどんどん軽くなるよ。


では実例を挙げて紹介する。
例えば,買い物をしたら代金が777円だったとしよう!
みなさんなら,いくら出しますか?
あー面倒だ,と言って1000円札だけ出すと,お釣りは223円。
財布は小銭でジャラジャラになってしまう。これは非常にいただけない。
じゃあ,どうするか!?


発表!「代金777円のときにいくら出すか?」個人的優先度ランキングBEST10!!


第1位 1277円(お釣り500円)
…僕の哲学からいくと,お釣りが500円玉1枚というのが最も美しい。
したがって,まずは小銭が277円分あるかどうか探すところが最優先される。
しかし,そう都合よく77円なんていう小銭が揃っているわけでもない。
そうすると,次善の策をとる。


第2位 1282円(お釣り505円)
財布の中に5円玉がない場合などはこのようなパターンになる。


第3位 1327円(お釣り550円)
50円玉でお釣りをもらおうと考えると視野が大きく広がる。


第4位 1332円(お釣り555円)
お釣りを555円にするというのが最も高度なテクだと思っている。
レジの店員が一瞬「?」みたいな表情をすることが最も多いのがこのパターン。
そんなときは店員に「いいからさ,まぁレジ打ってみろよ!」と心の中でつぶやく。
キツネにつままれたような顔でレジから3種類の硬貨1枚ずつを取り出す店員に心の中で勝利宣言。


第5位 1280円(お釣り503円)
1位と2位の変形バージョン。このへんまでは僕の中で満足できる範囲。


第6位 1307円(お釣り530円)
レジがつかえていて小銭を探す時間があまり取れない場合は,下1ケタを優先する。


第7位 1302円(お釣り525円)
財布の中から硬貨が差し引き1枚しか減らないという点で,理想からは遠い。
しかし財布の中に10円玉や5円玉がない場合には有効。
この「お釣り525円」というシチュエーションはよく登場する。
例えば525円の買い物をして1050円払うとお釣りも525円になるので,レジの店員が時々いいリアクションをしてくれる。


第8位 1330円(お釣り553円)
この出し方も,レジ店員が怪訝な顔をすることが多い。


第9位 1300円(お釣り523円)
理想からは遠いが,いちばん多いケースがこのパターンかもしれない。
10円・5円・1円硬貨はそうそう財布の中に揃ってないが,100円硬貨はけっこうあったりするのだ。
最も短時間で支払うことができるので,レジが混雑しているときなどに使う「逃げ」の一手でもある。


第10位 1077円(お釣り300円)
どうしても100円玉がない場合などは,やむを得ず500円でお釣りをもらうことを断念する。
しかし少なくとも,500円玉を使って支払うという選択肢は存在しない。


・・・以上,参考になりましたでしょうか?(何の参考だよ)